DR-Z近代化改修計画 MAGURA油圧クラッチ取り付け完結編
2012年 04月 22日
外装を外したついでに汚れを落としながらキットの仮組みします。
ただ組むのもつまらないので、ライン保護の為にコルゲートチューブを使用しました(^_^)ゞ
これならハンドルを切ってもフレーム等との擦れでトラブルを起こす事が回避出来そうです。
次に、シリンダーロッドにクラッチアームを取り付けて、クラッチアームから先にエンジン本体に取り付けます。
クラッチアームを取り付けたら、スレーブシリンダーにホルダーを取り付け、シリンダーロッドを伸ばしてホルダーをエンジン本体に固定します。
固定したら、スレーブシリンダーを引っ張って遊びの確認。
↓こんな感じに4~5mm必要です。
クラッチプレートが減って逝くと、この遊びが無くなって行くので、この遊びが無いと、半クラ状態になったりクラッチが繋がらなくなったりしますので重要です。
遊びが出来るまで、この作業を続けます。
この時、絶対にロッドを押して縮めないように!
コレ遣っちゃうと、シリンダーの中のシールがズレてオイル漏れを起こします( ̄△ ̄)b
全ての作業が完了したら、マスターシリンダーのレバー側にある赤いダイヤルでミートポイントを調整して取り付け全て完了です(^_^)v
取り付け作業自体はカンタンですが、丁寧な作業が必要です。
握った感じですが、ノーマルを握った時の重さは「へ」の字に変化しますが、コレは「ー」の字で重さに変化がありません!
しかも、ノーマルより約3/2以下の軽さになったと思います( ̄∇ ̄)v
後は、耐久性かな……(^_^;)
チョト心配なのがクラッチアームとシリンダーロッドが繋がってる辺りに砂埃が詰まって、操作した時にロッドが曲がったり、折れたりしないか心配です。
ここは、走行前後に点検ですな(-.-)y-~~